みなさんはベッドブランド、シーリーについてどのようなイメージを持たれていますか?
「値段が高い」「海外メーカーだから日本人には合わないんじゃないか」といった考えもあるかもしれません。
しかし、近年では日本製造会社で日本人の寝姿勢にも合うように研究開発され支持を得ています。
そして体にかかる圧力を分散させることを徹底的に追求しているという点で、シーリーのベッドを使用している方々の間でも、「雲の上で寝ているようなふんわり感を実現している」とまで言われています。
そんなシーリーのマットレスの評判の良さが話題になっていますが、実はベッドフレームにもそのふんわり感の秘密が隠されているんです。
今回は、そんなシーリーのベッドフレームにフォーカスをあててお話ししていきます。
目次
シーリー(sealy)のベッドフレームに関する口コミ・評判
まずは、シーリーのベッドフレームの評判について調べてみました。
実際にシーリーのベッドを購入して使用した方々の声として、良い口コミと悪い口コミそれぞれ紹介していますので、参考にしてみてください。
シーリーベッドフレームの良い口コミ・評判
クラウンジュエルのマットレス用に購入しました。マットレス自体でもかなり寝心地がよいのですが、ふわふわ感が格段に追加され、やっぱり、ホテルのベットのふわふわ感はダブルクッションの恩恵なのだと再認識しました。おそらく、どのグレートのマットレスでも純正製品でダブルクッションにすると寝心地(ふわふわ感)が格段に向上すると思います。絶対にダブルクッションにすべきです。
【引用元】Rakuten
とても高価な買い物だったので、購入するまで本当に後悔しないか考えました。まえは布団で寝ていたのですが、腰が痛くなるほど固かったのでベットを購入しなくてはな~と思っていたところ検索してこの高級マットレスにたどり着きました。ねっとで検索すればするほど、安いマットレスに比べて違うとレビューされている方が多くて思い切って購入しました。なれるのに1週間かかりましたが、今では快眠すぎてこのベッド以外で寝る事が考えられない!w休日気がついた13時間寝ていました。ベッドが柔らかいので、今までの枕があわず同じくシーリーの4cmの枕を購入しました。これは本当に正解で、体にぴったりと合います。マットレス買う方には必ず枕購入もお勧めします。
【引用元】Rakuten
シーリーのマットレスの良さはよくわかっていても、ベッドフレームの良さが分かりづらいですよね。
ですが、使用された方の口コミを見てみると、ハッキリとした違いの良さがあり、寝心地が格段に向上するということがわかり、また、マットレスとベッドフレームをセットで購入された方は、枕なども一緒に買った方が良いという口コミも多い印象がありました。
シーリーベッドフレームの悪い口コミ・評判
一方で、こういった口コミも見つかりました。
シーリーのCalandoマットレスと一緒に購入しました。生地の色もよく、よい商品だと思いました。ただ臭いがキツいです。何の臭いかよくわからないのですが、今まで臭ったことない感じのものです。ファブリーズ+扇風機をかけて少しずつ軽くなってきました。早く臭わなくなって欲しいです。
【引用元】Rakuten
【引用元】Twitter
ベッドフレームに関してあまり悪い口コミは見つからなかったのですが、使用された方の中には「腰が痛くなった」といった声があり、原因としてはマットレスのタイプが体に合ったものではなかったことが考えられます。
また、新品ならではの問題点かもしれませんが、臭いについては少しずつ軽くなってくるとのことで、初めの数日間は気になる方が多いかもしれません。
その他、お値段が高くフレームだけ他社の物にしようか迷ったが、マットレスと合わせてお安くなるタイミングで一緒に購入された方が多く見受けられました。
シーリー(sealy)ベッドフレームのメリット・デメリット
ベッドフレームに重要性をあまり感じない人も少なくない中、正規品を購入された方の口コミを見てみてもわかる通り、ダブルクッションがあるおかげで、さらなる寝心地の良さを体感できることがわかります。
一方で、デメリットとしては、やはりお値段の面です。
マットレスとベッドフレーム、それぞれに20万円前後もしますので高いと感じる方も少なくないと思うので、シーリーのベッドフレームのメリットとデメリットについて、もう少し掘り下げて見てみましょう。
他のフレームとは違うポイントやメリット
シーリーのベッドフレームは、ダブルクッションが扱われているため、寝心地が格段に違います。
そのダブルクッション(又はボトムファンデーション)というのは、ベッドフレームにも薄型のコイルが使われていて、寝心地がさらに良くなり、通気性も確保されるというものです。
せっかくマットレスが良くても、ベッドフレームをケチって安いものにするとベッド全体の良さも薄れてしまいますので、少し高額だとしてもフレームと合わせて購入してみるのが良いかもしれません。
使用する上での注意点やデメリット
シーリーのベッドフレームに関して、使用する際のデメリットというのは正直見つかりませんでした。
ただお値段は安いものではないので、フレームの良さが分からない人にとっては、高く感じるという方もいました。
予算を少しでも削りたい方は、違うベッドフレームを選ぶのではなく、ヘッドボードを付けないという選択をした方が断然おすすめだと言います。
メーカーを揃えることで、マットレスの大きさと微妙に合わないといったミスも避けられるので、購入する際には金銭面を考慮しつつ、自分ならではの組み合わせを考えてみましょう。
シーリー(sealy)のベッドフレーム種類別スペック&特長
シーリーのベッドフレームは9種類もあり、それぞれスペックやビジュアル、特長が違います。
各フレームの特長は以下の通り。
サレム
シーリーベッドのフレームの中で、最高ランクのタイプです。スマートなビジュアルでありながらそれに加えて重厚感もあり、非常に洗練された仕上がりとなっています。色は、ダークブラウンのみ。高さは110cm、価格は210,000~285,000円程度。
レッチェ
枕元のヘッドボード部分が上品な薄手のクッションタイプになっており、生地はソフトレザーが使用されています。見た目もやわらかく、ゆるやかに反った形状がやさしい印象を与えます。色はブラック、ホワイト、レッド、クリーム。高さは90cm、価格は118,800~177,100円程度。
ソレイユ
傾斜をつけた少し低めなヘッドボードで、生地はソフトレザーでクッションタイプのものになっています。長さが220cmもありますが、背が低いため部屋への圧迫感がありません。色はブラック、ネイビー、ホワイトが基本色、イエロー、ピンク、レッドなど受注色含めて全12色。高さは79cm、価格は82,500~99,000円程度。
ヴィトーリアⅡ
シンプルなデザインですが、マットな質感で上品さがあり、クラシックテイストな見た目のベッドです。色はブラックのみ。高さは95cm、価格は180,000~225,000円程度。
ブロンクスⅡ
背面が高く、ヘッドボードがクッションに包まれている形になっています。合成皮革総張りで、ソファーのようなデザインのベッドボードです。色はブラック、レッド、ホワイト、ブラウンで、台輪部分はダークブラウン。長さは一番長く背の高い方も安心して眠ることができます。高さは94.5cm、価格は185,000~230,000円程度。
アティックⅡ
エッジが効いた形状と、それとは対照的なゆるやかなカーブがあるヘッドボードです。広いお部屋の真ん中に置いても違和感なく、なじみやすいデザインになっています。色はブラックのみ。高さは93cm、価格は150,700~220,000円程度。
アンビットⅡ
木目調で、ヘッドボードの縁が額装のようなデザインになっていて、角度を変えてアクセントになるよう考えて作られています。色はナチュラル、ダークブラウン。高さは92.5cm、価格は145,000~190,000円程度。
アスペンⅡ
ナチュラルなデザインで、カジュアルでなおかつ優しいタッチが印象的なフレームです。色はナチュラル、ダークブラウン。高さは92.5cm、価格は150,700~220,000円程度。
アプラムⅡ
オーソドックスなヘッドボードで、どんなお部屋にも寝具にも合わせやすそうなデザインとなっています。色はダークブラウン。高さは90cm、価格は107,800~162,800円程度。
【FAQ】シーリー(sealy)ベッドフレームによくある質問
シーリーのベッドフレームについて、様々な疑問があると思いますのでこちらに取りまとめてみました。
店頭になかなか出向くことができない方、ネットで購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
素材や耐久性はどう?
ベッドフレームのボトムスやヘッドボードには、丈夫な天然木が使用されています。
もし木材に傷がついてしまっても、高級感が残りやすく、ほど良い使用感が出ます。
台輪部分にも天然木が使用されているので、台輪付きのボトムスはさらに耐久性があり、体の大きい方も安心して使用することができます。
ちなみにベッドフレームの種類によっては、覆っている素材に、ソフトレザー(合皮)・ウレタン・化繊綿を使用しているものもあります。
ベッドフレームのサイズは?
サイズは、シングル・セミダブル・ダブルの3種類となります。
長さは最大約220cm(ブロンクスⅡとソレイユ)と他のベッドメーカーよりも少し長く、背の高い方でも安心して使用できます。
長さと高さはタイプによって違いがありますので、ベッドを置く位置の確認をしておきましょう。
シングル | 長さ:200~220cm/横:114cm/高さ:79~110cm |
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セミダブル | 長さ:200~220cm/横:136cm/高さ:79~110cm |
ダブル | 長さ:200~220cm/横:143cm/高さ:79~110cm |
ベッドパッドは使ってもいい?
ベッドパッドはマットレスを清潔に保つためにも、ぜひ使ってください。
シーリーのベッドパットは洗濯可能で、抗菌防臭防ダニ素材を使用しています。
電動ベッドは介護用?リモコン操作は?
電動ベッドは、体の不自由な方や介護の必要な方だけではなく、寝室で映画鑑賞をしたり、ゲームをしたりする習慣のある方にもご使用いただけます。
シーリーの電動ベッドは、フレームとリクライニング部分が一体になっているものとは違って、7種類もの木製フレームと組み合わせて使うので、マットレスで使用していたフレームと併用することも出来るのが特長です。
リモコン操作も簡単で、スタイリッシュなデザインなのでインテリアにもなじみやすいのも嬉しいポイント。
電動部分には入り込みや手の挟み込みを防止できるカバーがついており、現在メーカー特許出願中で他にはないものになっています。
寿命はどれくらい?
使用頻度や使用状況によっても異なりますが、ベッドフレームの寿命としては、10~20年程であると言われています。
また、マットレスの寿命は8~10年ほどですので、買い換え時はマットレスのみでフレームは引き続き使用することもできます。
購入後の返品・交換保証の有無は?
保証期間は2か月となっているので、期間内であれば返品交換が可能です。
また、販売店舗によっては追加料金で保証を延長できるサービスを行っているところもあります。
ですので、保証期間がいつまでなのか、どういった場合に保証を受けられるのか、を確認するようにしましょう。
シーリー(sealy)ベッドフレーム購入時の選び方
先ほどご紹介した9種類のタイプの中からお好みのベッドフレームを選んだ後も、生活スタイルや用途に合わせて選ぶ項目がいくつかあります。
種類が多い分、自分に合った商品はどのように選んだらよいのか迷うと思いますが、長く使用するものですから、購入した後に「こんなはずじゃなかった」といった事にならないためにも、しっかり把握しておきましょう。
判断基準としては、以下の4つが挙げられます。
- お好みタイプやビジュアル
- 生活スタイルや用途に合わせて
- こだわり機能や製品性能
- 販売価格や耐久性で選ぶ
では順番にご説明します。
ベッドフレームのタイプで選ぶ
9種類あるフレームの中にも、サイズの違いの他に、選べるタイプがあります。
その選べるタイプというのが、フレームの脚(ボトムス)部分になります。
ボトムスには4つの異なるタイプがあり、生活習慣に合わせて選ぶことで更なる充実感が得られます。
ではそれぞれの4つのタイプの特長と選ぶ時のポイントを見てみましょう。
【N】ノーマル
床面接地で最もスタンダードなタイプです。床との間に隙間がなく、ごみや細かいものが誤って入り込んでしまうのを防ぐことができます。また、内部スペースは季節物や長物が収納できるスペースがあるため、収納場所に困った時も活躍します。
【DR】ドロアータイプ(引き出し付き)
片側にフルオープンの引き出しがついているタイプです。反対側にも、長物をしまうことが出来るスペースがあり、収納場所が少ないお宅にとてもおすすめです。また、ベッドを設置する向きによって、引き出し面を左右変えることができます。
【ST】ステーションタイプ(脚付)
床下スペースを確保できる脚が付いているタイプです。フローリングに直にベッドを設置すると細かいほこりが入ってしまいがちですが、こちらはベッド下にスペースがあるため、掃除がしやすいのが特長。ほこりが気になる方や、ハウスダストアレルギーがある方にもおすすめです。
【DC】ダブルクッションタイプ(台輪付/脚付)
様々なことを考えられたホテル仕様のダブルクッションタイプです。台輪には天然木を使用しているので、安定感と寝心地が考えられた最高ランクのスタイルとなります。また、脚付きですので、ロボット掃除機も問題なく入り込むことができます。
自分の生活スタイルや用途に合わせる
現在住まわれている寝室状況、生活スタイルや使用される方の用途に合わせて選びましょう。
ベッドの下に小さいお子様のおもちゃやぬいぐるみなど、物がよく入り込んでしまう方には、ドロータイプや引き出しタイプ。
お部屋の収納に不満をお持ちの方や、ミニマリストの方には引き出しタイプ。
お掃除のしやすさを重点に置きたい方は、脚付きタイプ。
というように、普段の生活習慣を考えて選ぶことで、ストレスの無いよりよい睡眠時間を手に入れることができます。
こだわり機能や製品性能で比較
シーリーのベッドのこだわりである、ふわふわ感を演出してくれる理由は、マットレスだけではなくベッドフレームにもあります。
その理由というのが、ベッドフレームにスプリングが使われているという点。
ダブルクッションタイプには、ボトムファンデーションの内部にスプリングが使われ、そのスプリングの種類にも、ボンネルコイル(BOL)とチタンコレクション(CH)の2種類あります。
ボンネルコイルは大きい衝撃も吸収してくれる性能があり、チタンコレクションは沈み込み過ぎず、全体で支えてくれるような安心感がありますので、機能や性能を考慮してご自身のお好みのタイプを選ぶと良いでしょう。
販売価格や耐久性で見る
先ほどご説明したダブルクッションにはもう1つ効果が期待できます。
それは、マットレスにかかる衝撃荷重を、通常使用で30%、最大で50%まで緩和してくれる機能があるため、マットレスを下支えし耐久性の向上を目指せることです。
耐久性を向上させることができれば、マットレスを長持ちさせることにも繋がりますので、劣化を防ぎ、購入したての時そのままの品質の良さを体感し続け、長く愛用することができます。
ダブルクッションタイプを選択することにより価格は少々上がりますが、このタイプにするかどうかの判断は一択だと思います。
価格を抑えたい場合は、ヘッドボードを付けないなどの選択をすることで価格を抑えることはできますよ。
『シーリー(sealy)』とは?
シーリーは米国シェアNo.1を誇る、世界60か国以上で愛用されている非常にグローバルな寝具ブランドです。
1881年にアメリカテキサス州にあるシーリータウンで生まれ、米国3大寝具メーカーの1つとして知られています。
販売店舗や企業情報
創業初期から社外の有名大学や医療機関で活躍している整形外科医、研究者、臨床医を筆頭に研究開発を行ってきました。
現在、株式会社シーリージャパンは「スリープセレクト」と社名を改称して、国内製造を行っています。
会社名 | 株式会社スリープセレクト |
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本社 | 〒107-0061 東京都港区北青山2丁目13番5号青山サンクレストビル2F |
創業 | 昭和7年8月 |
設立 | 昭和33年11月 |
資本金 | 7,800万円 |
従業員数 | 345名 |
販売店舗 | 東京に16店舗 埼玉に2店舗 その他ショールームにて展示あり |
代表取締役会長 | 西村康之 |
事業内容 | 住宅用普通ベッド、業務用ベッドの製造販売、家具輸入販売、家具・インテリア製品の製造販売、その他関連製品の製造販売 |
コンセプトや価格設定について
「すべては心地よい眠りのために・・・。」
誕生以来、アメリカの寝具業界を代表するブランドとして、心地のよい眠りを常に追い求めてきました。
その永い歴史によって『世界基準の眠り』が息づいています。
大まかな価格設定は以下の通り。
ベッドフレーム | 全9種類 |
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価格 | 82,500~285,000円 |
キャンペーン・セール情報
Sealy誕生140周年を記念して、9/4~10/17の期間中にシーリーの対象商品を購入することで、総額140万円にもなる豪華景品が当たるキャンペーン開催中です。
セールについては10/2,3の2日間、東京青山にて東京ショールーム特別セールが行われます。
また、10/1,2,3の3日間、幕張メッセ国際展示場で約30~80%OFF、家具や寝具の展示側販売会が開催予定となっています。
※2021/9月時点(最新のキャンペーン情報は公式サイトや販売サイトにてご確認ください)
シーリー(sealy)のベッドフレーム口コミ・特長まとめ
今回はシーリーのベッドフレームを購入した方の口コミをもとに、どういった特長やメリット、デメリットなどがあるのかをまとめてみましたがいかがでしたか?
シーリーの商品を使われた方にとって、やわらかな寝心地に関しては一律して好評でしたが、一部腰が痛くなったという方もいらっしゃいました。
しかし、日本でも作られているシーリーは、日本人の体に合うように日々研究し改良を積み重ねているということもわかり、一度寝心地を体験したら離れることができないとまで言われるほど人気のあるベッドです。
少しお値段は高めに設定されていますが、今の寝心地を改善したい方や睡眠の質を高めたい方は、ぜひ一度体験してみると良いのではないでしょうか。